お宮参りの服装って？

「お宮参り」は赤ちゃんの誕生を祝い、この先の健やかな成長を祈る行事です。
ここではお宮参りの当日はどんな服装で行けばここでは紹介していきます。

1　赤ちゃん

お宮参りには、正式には妻の実家が送った祝着を着せます。

（★赤ちゃんのお宮参り服装＝男の子は「のし目模様」女の子は「友禅模様」等）

赤ちゃん用のお宮参りの衣裳は、デパートなどでもセットで売っていますが、最近は両親と赤ちゃんだけでお参りするケースも多く、祝着もベビードレスといった実用的なものを着せる場合が多くなりました。

赤ちゃんが着る祝着は「お宮参り」のときに１度しか着ませんのでもったいない気がしますね。ベビードレスは、その後もちょっとしたお出かけに着られるものを選ぶのが実用的です。

2　母親の服装

【着物の場合】

昔は母親と父方の祖母は黒留袖と決まっていたそうですが、最近は訪問着やつけ下げ、色無地など落ち着いた色合いで清楚なものが多いようです。記念撮影では赤ちゃんからみておばあちゃんが抱っこすることが多いので、赤ちゃんの祝い着の色に合うような色の着物を選びたいものですね。最近は着物を着なれない人も増えているため、ワンピースやスーツなどの洋装を選ぶお母さんが多くなってきているようです。

【洋装の場合】

神社では露出の多い服装はふさわしくありません。フォーマルなワンピースにジャケット、もしくは少しフォーマルなスーツのセットなどを着ると良いでしょう。

【服装の注意点】

上質なワンピースは改まった印象を与えるためよく着られるものですが、前で開くタイプのデザインでなければ外で授乳をするのはとても大変です。授乳が必要な時に動けるように前にボタンのあるブラウスなどを着用する方が良いです。

母乳のみで育てている場合、また突然哺乳瓶を使おうと思っても赤ちゃんが受け付けてくれない可能性がありますので、哺乳瓶でミルクや搾乳しておいた母乳を飲むことに赤ちゃんを慣れさせておいたほうがベター。

また、神社は滑りやすい石畳や砂利なども多いですから靴はかかとの低いパンプスなどがおすすめです。

赤ちゃんのことも考え、授乳しやすい服、歩きやすい靴がよいでしょう。

3　父親の服装

お宮参りの時の父親の服装は現在ではスーツが正装として定番です。

母親がスーツ、ワンピース、お着物のどのタイプでも「格」に合わせることができるのがスーツです。

ビジネススーツではなく冠婚葬祭用のスーツならなお良いでしょう。

〜MEMORIES OF LIFE〜