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2019.01.31
赤ちゃんが生まれたらいつまでに命名するの?お七夜って?

命名と出生届
「赤ちゃんの名前」は、両親からの一番最初のプレゼントと言われています。
パパママからすると、どんな名前をつけようかと悩みどころではあると思いますが、
名前を考えることで幸せを実感される方もたくさんいるでしょう。
出生届を提出する生後14日までには名前を決めておく必要がありますが、
日本の伝統では、出生届の提出前にある「お七夜」という命名式までに名前をつける風習があり、
今でも赤ちゃんにとって初めての行事としてお祝いをしている人が多いようです。
赤ちゃんのお七夜って?
赤ちゃんのお七夜とは日本の風習で、赤ちゃんとその子につけた名前を家族や地域の人々、
その土地の産神(うぶがみ)にお披露目・報告する日とされています。
「命名式」「名付けの祝い」とも呼ばれており、命名書と呼ばれる紙に赤ちゃんの名前を書き、
神棚や床の間に飾ることもあります。
現在のように医療技術が発達していないなどの理由から、昔は生まれすぐの赤ちゃんが亡くなることは珍しくなかったようです。
そのようなこともあってか、昔から生まれて6日目までは、赤ちゃんの生命は産土神(うぶすながみ・うぶのかみ)に委ねられ、生後7日目でようやく人間の子供として認められると考えられてきました。
そこで、無事生後7日目を迎え、人間の子供として認められたことを祝い、家族や親戚等を招き、盛大にお祝いをしたのが「お七夜」のはじまりです。
赤ちゃんのお七夜・命名式は、生まれた日を「1日目」とし、7日目の夜に行います。例えば、1月1日出産なら、1月7日の夜にお七夜を行います。
なお、お七夜は「枕引き」「枕下げ」ともいい、昔はママの床上げの日とされていました。しかし、生後7日目はまだママの体が十分に回復していない時期です。病院の退院日と重なってしまうこともあるので、無理して7日目に行わず親戚やご近所さんへは命名のお知らせだけをして、お祝いをするのは後日でもいいかもしれませんね。
用意する食事・祝い膳も、尾頭付きの鯛やお赤飯などの、お祝いにふさわしい料理を用意するのが通例の一つではありますが、ママの身体のことを考慮すると、出前やケータリングサービスなどを利用するのも一つのアイデアだといえるでしょう。
頑張ったママへのねぎらいと感謝の思いを込めて、ママの好きな料理を揃えてあげるのもいいかもしれませんね。
〜MEMORIES OF LIFE〜
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