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  • 文化情報

2019.01.14

初詣お参りに行く理由とは?

MM

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初詣お参りに行く理由とは?

1月も早や下旬となりました。
今年のお正月は初詣に行きましたか?

一年の感謝を捧げ、新年の無事や平安をお祈りする…。
日本の大切な行事ごとの1つです。

初詣とは…

新年になって、お正月に初めて神社やお寺、寺院に参詣することを言います。
江戸時代に広まったとされる「初詣」の習慣は、地元の神社へ参拝して、昨一年の感謝を捧げて今年一年の無事を祈願したものです。

年が改まると、まったく全てが新しく感じられるものですよね。

お正月は、家に歳神様をお迎えする大切な行事であり、神棚がある家庭は家族全てが揃ってから地元の神社へ参るのが習わしでした。
神棚が無い場合は「鏡餅」が歳神様の拠り処とされています。

家に歳神様をお迎えし、感謝してお祈りした後で、神社への参拝をします。
なぜ二度も神様に参拝するのかと言うと、家にお迎えする年神様と神社の神様は別の神様だからです。

地元の神社に祀られている神様は、その土地の様々な由来を持つ神様で、その地の人々を守ってくださっていると、考えられているのでしょう。

いつお参りすればいいの?

昔はまず、家族全員で歳神様を家にお迎えして感謝し、そして家族揃って地元の神様を拝礼に行く、という風習があったようです。最近では地元の神様より、ご利益の大きそうな有名神社などへの参拝が多くなっているようですが地元の神様も大切にしたいものですよね。

大抵の家庭では、元旦は朝寝してゆっくり起床し、遅めの朝食を家族で囲む、というのが正月の始めの日の過ごし方では多いのではないでしょうか。三が日の都合の良い日にお参りする家もあったりと最近は様々な様子です。

寺社への参拝では、各々の参拝形式にしたがってお参りします。
「お守り・破魔矢・熊手」などを受けたり、絵馬に願い事や目標を記したり、今年一年が良い歳であることを祈願します。

また、初詣には期間も特定されていないようで、三が日以外の1月中でも初詣と考えられるとか。
一般的には松の内に参拝することが多いようですが、新年の挨拶を交わしたり、年賀状のやり取りをすることと、同様に考えられているのでしょう。

 

〜MEMORIES OF LIFE〜

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